2006年5月29日(月) 23:00
今日、7時過ぎに外が騒々しくて目が覚める。私の家は宇治市消防本部・中消防署の近くにある。だから、消防車や救急車のサイレンの音はよく聞こえる。しかし、今日は消防署よりも近くでサイレンが鳴っている。そして、消防署のほうでもひっきりなしにサイレンが鳴り、近づいてくる音がする。
同じころ、私の寝室に母が入ってきて、「近所で火事だ」と言いに来た。慌ててサイレンが鳴っている方角にある窓から外を見ると、すぐ近くで黒煙が上がっていた。歩いて1分もかからないであろうというところだった。その辺りには、スーパーやパチンコ店、そしてガソリンスタンドがある。
今、現場を見に行くのは、消火活動の邪魔になってしまうので、家で窓から煙を見ながら火事の鎮火を見守る。先ほど学校に向かった妹からメールが入る。「JR宇治駅周辺まで異臭がする。どっかで火事があったの?」という内容だった。
その後、黒煙がやみ、白煙になったと思ったら、また黒煙になり、という具合を繰り返し、しばらくして煙がやんだ。その後、拡声器で男性が話している音がした。
昼、インターネットでそれぞれの新聞社のニュースサイトを見ていると、朝日新聞のasahi.comに「朝日新聞宇治支局が火事 支局長ら2人が重軽傷」という見出しの記事が出ていた。そう、今朝の火事は、まさしく野神にある朝日新聞宇治支局の火事だったのだ。この支局、十数年前にもある事件があり、ガレージには警察の目安箱が置いてあり、玄関に防犯カメラが設置されており、それなりのセキュリティはしてあった。また火炎瓶が投げ込まれたのかと一瞬、冷や汗が出た。しかし、記事を読んでいると、電気系統の事故とのことだ。しかし、宇治支局の局長さんと知り合いの女性が重軽傷とのこと。宇治支局は、局長のみで仕事をしていたらしく、局員さんはいないらしい。早く完治されることを祈っています。
written by naru
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