はろばろblog

2006年7月25日(火) 22:28

「わが庵は 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と ひとはいふなり」

今日は朝、いい天気だ。少し肌寒いけれど、「絶好の機会だなぁ」と思う。
一昨日から気になって気になって仕方がないので、今日、探検することに。例の「宇治川の東側の道」のことである。ちなみに今日は自転車。JR宇治駅前で待ちあわせし、いざ出発。

宇治橋を渡る。水かさがまだ増している。道の起点につき、探検開始。すぐに宇治神社の入口を過ぎる。しばらくして、宇治発電所が見えてくる。宇治発電所前の橋を渡り、ちょっと行くと、幅員が狭くなる。しかし、まだ直進。自動車が3台くらい行き過ぎる。どうやら、自動車が通れる道なようだ。それからしばらく行くと、吊り橋が見えてくる。せっかくなので渡ってみる。「揺れるのかなぁ」と思って渡ったけれど、揺れなかった。吊り橋から下を眺めると、やはり水かさが増している。吊り橋から天ヶ瀬ダムが見える。放流中だ。一緒に来た子が「湯気が出てる」とか言い出す。「水しぶきやがな」とつっこみをいれて、さらに進む。

すると2手に道が分かれた。一方は白虹橋を渡る。もう一方は志津川方面に行く。白虹橋を渡ってしまうと、戻ってしまうことになるので、志津川方面に向かう。このあたりは槇島町というらしい。どうやら飛び地らしい。

志津川方面に行くには上り坂。しばらく登ると、歩行者・自転車専用道路が見える。その道を行くと、建物や家々が見えてくる。とてものどかな風景だ。家々が並ぶ道を行くと、また交差点が。登りの道を選ぶと、どうやら三室戸の方に行ってしまうようなので、少し下りの細い道に行く。小さな川を渡り、神女しんにょ神社の前を通る。この神女しんにょ神社は名前の通り、市杵島姫命いちきしまひめのみことという女性の祭神を奉っているそうだ。

このあたりから、登り坂が続く。アスファルトで整備されているだけ、ましだったが、自転車で登るのはきつい。途中、歩いたりして頂上を目指す。今思えば、このあたりから趣旨が「山登り」になっていた。途中、電柱に「喜撰山」とある。この喜撰山、別名「うぢ山」である。小倉百人一首に出てくる「わが庵は 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と ひとはいふなり」の「うぢ山」だ。六歌仙のひとり、喜撰法師である。しばらく行くと、橋ではないが、何やらよくわからないコンクリート製のダムらしきものがいくつか見える。そのあと、左手側に崖が見える。さらにしばらく行くと、右手側になにやら工事で使ったような大きなコンクリート製の残骸がいくつかある。それを越え、さらに進む。そろそろ疲れてきた。「あともうちょっとかな」と思うが、なかなか頂上に着かない。

道路がU字型になったところで、「断念しよっか」という話になり、戻ることに。私はもう少し登ってみたい気もしたが、時間はもうお昼時。今、登ってきた道を下る。途中、志津川の水にさわる。とても冷たい。ここの水はとてもきれいだ。来た道をそのまま戻る。またまた神女しんにょ神社の前を通った頃から、雨がポツポツしてきた。「どこかに避難しよう」と言いながら、吊り橋を渡り、平等院通りにでる。近くに食べるところがあるので、雨が止むのをそこで昼ご飯を食べながら待つ。

2〜3時間ほど、そのお店で時間をつぶし、雨が止んだところで、宇治市中央図書館に自転車で向かう。途中、また山だ。山を登っていると、また雨がポツポツしだした。急いで図書館に避難。図書館で私は中島みゆきさんの「ジャパニーズ・スマイル」を読む。「私とハワイ」、「嵐のハワイ」を読む。中島みゆきさんの書く本は、私は好きだ。なんといってもおもしろい。私は図書館でクスクス笑いながら読む。最後まで読みたかったけれど、時間切れで帰る。

帰る途中、新しく出来たスーパーに立ち寄り、中に入っているパン屋さんでパンを食べる。それがなかなかおいしい。そしてなんといっても安い。なんでも4月からはパンだけでなく、食べるお店として、いろんなメニューが掲示されている。待ち遠しくはあるが、ひとつ欠点として、飲食コーナーが狭い。ちょっと狭すぎる。ゆっくり食べることは出来ない。人が通ったら、椅子をめいっぱいひかなければならない。持ち帰りなら、十分だけれど…あと、そのスーパーのカードが使えないのも残念だ。飲食コーナーは難しいかもしれないけれど、カードは使えるようにして欲しい。

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